鶴屋開店休業回転ベッド

あたしの創作世界の基盤。だけどとてつもなくフレキシブルでヨレヨレにブレてる。キャラが勝手に動くんだ♪

2016-09-06から1日間の記事一覧

父として2

大学4年の娘が 男と同棲したいという。我が家から娘の大学まで一時間弱。 都心のベッドタウンとして発展してきた この土地ならば、この先就職してからも 家から通わせてやれる。 家から嫁がせるくらいの気持ちで 娘を育ててきたのだが。 なんのおつもりです…

父として

「え?!17歳も年上だって?」 忍は思わず声を荒らげた。 美瑛にも新しい彼氏が出来て 家でもニコニコしていることが多くなった。 渉とつき合っていた頃より随分と顕著に 明るく笑うのだが、忍は今までに見たこともない 娘の表情に、逆に何が起こっているの…

ちょっぴり拗ねただけ

「美瑛、綺麗になってたね。あたしは 学園にいた頃に見かけたことがあるくらいで 話したりしたことないけど。 女として見ればあの娘の方が、レベルが いくつも上だもの。」浅海は台所で洗い物をしながら 居間でお茶をすする渉に話しかけた。 渉は不機嫌な顔…

笑っちゃう

「クッション買ってもいい?」珍しく甘えた声でおねだりする美瑛に 雅也はウインクしながら頷いた。「でもクッションなんか使ってる暇あんのか 俺はお前を即押し倒すぜ。」ニヤニヤという表現がぴったりの雅也。「んん。クッションがあった方が便利な体位 だ…