ギャップ萌え※R18

あたしは初めての経験で驚くほどの
快感を味わってしまった。
シャイで、ちょっぴり頼りなくて
恋愛にあんなに奥手な、あのひとが。

あんなスケベで言葉責めも当たり前にこなして
あんなところあんな風にアンいやあん！
えっちえっち！なんて素敵！
思い出すたんびに濡れてきちゃう。

あたし、自分の胸が感じるのは
当然のことと思うんだけど
彼に責められて背中全面感じちゃうことに
はじめて気づいた。
胸も乳首まわりだけじゃなくて
膨らみの縁からいやらしく触れられると
後から責められる乳首の感度が格段に
違うことも知ったわ。

彼に触れられると手の甲ですら
あたしは濡れてしまう。
しあわせ。

良輔さんは相変わらず
はにかんだ笑顔で道を間違えたり、
やさしく勉強を教えてくれたり
学校であった出来事や、世間話や、
ちょっとした悩みなんかを聞いてくれるし
アドバイスをくれることもあるの。
そこまでは前からの可愛い良輔さんなんだ。

夜になると。狼になるの。
やさしくてすごくえっちな狼に。
ベッドの上ではもうされるがまま。
あたしはまな板の上の鯉。
感じてぴくんぴくんしながら
ゆっくりと捌かれるだけ。
あたしも彼のをしゃぶったりするけど
すごく褒めてくれる。
彼も、感じて色っぽい声を出してくれるの。
男の出す色気。

あたしもまた、とろとろになっちゃうの。
もう、良すぎてどうにかなっちゃいそう。
彼が挿入れてきても痛くないし、むしろ
中での快感ってものが分かりかけてる。
中でイクようになったりしたら
あたし、どうなっちゃうの？

「いいんじゃない？はやくそうなるように
俺だって頑張ってるんだよ。」
また、自分の中で彼のものが硬く入っては
引いてを繰り返すと愛撫やクリトリスへの
刺激からとは違う快感が下半身を重怠く
支配し始める。ぐっと入ってきたときにも
はち切れそうな快感がぎりぎりまで膨らむ。
引いた時にもそれが漏れ出すように感じる。
あたしのなかはとんでもなくとろけていて
それでも硬いあのひとにぐいぐいと擦られて
その硬さを貪欲に味わうように締め付ける。
あたしが前後不覚に感じてるのを
あの人は冷静に見つめながら
言葉責めをなんなくこなしている。
彼には余裕がある。
「んッんッんあああっんッ！くあああっ！」
快感がついにはち切れて。
下の唇は彼をくわえこみながら
どっくんどっくんと痙攣を起こした。
これが、イクってやつなのかな。
「イったんだね。まだ、三回目じゃない。
月美は本当にイイオンナだ。」
でも彼はあたしの奥を依然として硬いもので
掻き回す。や、いやあ！もうだめ！！
「んあああんっ！！」
快感と同じくらいの尿意にも似た感覚が
弾けた。漏れちゃった。んもう恥ずかしいよ！
「ご、ごめんなさいっ！」
良輔さんは驚いた顔をしていたけど
不意にあたしの股間に指をいれて
その指を舐めた。
「ダメッ！汚いよぅ！」
あたしが止めると、良輔さんはニヤリとした。
「月美は素敵だね。汐吹いてくれるなんて！」
「しお？」
「俺、まだイッてないから。もっと動いても
いいかい？」
あたしが頷くと良輔さんはうれしそうに
また硬いものを挿入れてきた。
ああ。素敵。いつのまにかあたしは
彼の硬くて張りのある亀頭を飲み込むのが
大好きになってた。奥に入ってくると
メロメロになる快感を与えてくれる。
感じすぎて苦しい。
あたしはまた、汐を吹いたみたいだった。
ずっくんどっくんと絶頂に達しながら
しゃっとお漏らしをしてしまう。
恥ずかしいけど気持ち良すぎて
構っていられなかった。
「つ、月美ぃ！」
彼はびくんびくん震えている。
あたしたちはくたくたに感じきって抱き合う。

こんなに激しい
えっちなことをしたあと。

あたしたちは普通の顔でマックで
ハンバーガーをパクついたりしている。

「良輔さん。」
「なんだい？」
「あたしが。もし体を許さなくても
好きでいてくれた？」
「どうしたの？」
「なんだか。感じすぎて怖いの。」
「ごめん。ピッチ上げすぎたかな。
じゃあ、もうセックスやめとく？
月美も受験だもんな。いいよ。」
「いや。やっぱり。」
「どっちさ。」
「ん。だって。」
「心配するなよ。俺は毎晩したいって言われても
受験が終わるまで無しって言われても
月美が好きだ。当たり前だろ？」
良輔さんはカワイイ笑顔であたしを落とす。
「愛してるよ。」
「あたしも。」