鶴屋開店休業回転ベッド

あたしの創作世界の基盤。だけどとてつもなくフレキシブルでヨレヨレにブレてる。キャラが勝手に動くんだ♪

2015-01-01から1年間の記事一覧

俺とおまえ4※R18

なんだか50も目前の48歳にして 俺達夫婦は週1営業という嬉しい流れに なったのだが。 意外とつらくない。 正直俺はいつ音を上げるか 自分で自分が心配だったのだ。 だが、必死で喘ぎを我慢する妻に いつでも興奮したし、尽きることがなくて なかなかの成績…

俺とおまえ3

たまに 「俺はもう妻に愛されていないんじゃないか?」 とか思う。 たまにね。そんなことを考えていると いつもの妻の言動がフラットに見られなくなり たまらなく寂しくなってしまう。本当は、妻は俺に首ったけなのはわかってる。それを素直に表現してくれな…

俺とおまえ2

行ってらっしゃいのキス。 新婚の頃は 玄関で朝っぱらからディープキスをして 美月の瞳が濡れているのを ゆっくり覗き込んで 堪らない気持ちになって でも会社に行かなきゃなんなくて あううう!行ってらっしゃいのキスを あと一時間早くすれば こんなとき即…

俺とおまえ1

「最近どうだよ?」 直樹が久し振りに俺の隣に座った。 会社の食堂。 昼休みはもう、とっくに終わっている。 マーケティングで軽くトラブルがあり 昼休みはずっとデスクのPCに張りついてた。 時計は2時を指してる。 腹も減るわけだ。 俺は妻の作ってくれた…

お色気と加奈子

「あのさ。誠一郎?」 日曜日。デート中、食事を終えて街をブラブラ している加奈子と誠一郎。 誠一郎の腕に体ごと腕を絡めて歩くまでに 進化した加奈子が、小首をかしげて誠一郎を 見上げてたずねる。 誠一郎はまだまだ明るい時間だというのに 然るべき場所…

美月と亮48

ここからの続きです。 http://s.ameblo.jp/mizukisaginuma/entry-12071566941.html?frm_id=v.jpameblo

努と加奈子

「さびしい。」 努は加奈子を隣に座らせて 珍しくその手に触れた。 「どうしたんだよぅ。何かあったのか?」 努は女が嫌いだ。 触れれば酷いときには蕁麻疹が出て嘔吐する。 触れて大丈夫なのは美月だけである。 加奈子とはこうして近くで語り合う仲では あ…

加奈子とバカ一郎2

道場にはゴツい坊さんが数人いた。 すごい荒ぶった雰囲気で 今にも暴れだしそうな顔をした人もいたが 誠一郎の父が道場に足を踏み入れた瞬間、 気配がすっと入れ替わった。 静かな表情になった坊さんたちは 動きを揃えて誠一郎の父に挨拶をする。 「荘玄様!…

賞平と誠一郎

「おう。熊谷くん。」 誠一郎は先輩教師、生物の坂元教諭に 呼び止められる。 「なんですか?坂元先生。」 渡り廊下をすれ違いざま軽く挨拶のつもりで 振り向いたのだが、ことのほか相手の表情が 豊かなので誠一郎は足を止めて近づいた。 「なんか面白いこと…

加奈子とバカ一郎

「牧瀬!ちょっと来い!」 熊谷コーチが加奈子を伴って柔道場を出る。 熊谷コーチはにかっと笑うと 加奈子の耳に近づいた。 「来週の日曜、おまえんとこご挨拶行っても いいか?都合聞いといて。」 「わかった。でもいいの?また大学の四年間 嫁らしいことな…

加奈子姉さん

女って狂うと怖いね。 殴り倒すわけにはいかないし 言い負かすなんて不可能。 だって、人の話なんか聞かないんだから。あの赤井瑞穂の一件では あんなに話が大きくなるとは 思ってなかったから あの時にあっさり手を引いたのは 早計だった。 赤井は真利村が…

懐くとかわいくなってきます 2

藪にらみ。 阿部の目付きが激しくなってきた。阿部と二人でいても、努は俺を見ると こっちに可愛い笑顔をおくり、無理のない 距離なら俺のところにきて撫で撫でを要求。 ふた撫ですると満足して阿部のところに戻る。 その時の阿部の目がね。 怖いなんていう…

懐くとかわいくなってきます 1

努が心を許した相手には とことん懐くというのは 美月を見ていると薄々わかるのだが。 まさかこんなに懐くとは思わなかった。 「せんせ。さよなら。」 放課後廊下ですれ違うと、かわいい顔で 手を振ってくる。 少年とはいえもう高校生だ。 まだ男性ホルモン…

努とその恋人の少年 ※R15

佑樹は至って普通の男だ。 なのになぜ、俺をパートナーにしたのか。佑樹ははじめ、嫌なやつだった。 隣のクラスになった中三のとき 佑樹は俺を蔑むような目で見ていた。 そのたびに俺は悔しい気持ちが もやもやと胸を支配し 結局俺の方から目線をそらすこと…

佑樹と努 ※腐R15 BL注意

俺はもう努に夢中だった。 これ以上好きになったら 何をどうしたらいいか 分からなくなりそうで怖かった。あいつの体中にキスをしていたとき 欲しくて堪らなかったけれど その反面とても不安で。 俺は同じ男であるこいつを大切に 守ってやりたい、そして自分…

賞平と努

「なんか、俺。努に嫌われてる。」 賞平も毎年大勢の生徒たちを教えている。 いちいち生徒の誰からどう思われてるか そんなことを気にしていたらきりがない。 そんなことは嫌と言うほどわかっている。 なぜ、努のことがそんなに気になるのか。「そりゃ、なん…

女と男

「朱美は歩があんまり刺激的すぎて、 少しばかりイカレちまってるのかもね。 以前はもっとさっぱりした娘だったよ。」 産休を半年残しているのに 学校で後輩の松田ちゃんの悩みをきいたりと ちょくちょく準備室に来る美月。 双子の息子たちは、実家のお母さ…

賞平と朱美と鬼畜

朱美は毎度のことながら治まらない 彼の浮気に憔悴しきっていた。 ため息、出る出る。 自然とうつむき加減になる。 一目で元気がないとわかる。担任の坂元賞平は迷っていた。 だいたいの事情は努ソースの美月経由で 承っているのだが、賞平は朱美の相談に 乗…

界ロンさんありがとう。

アメブロでいつもコメント返しが 美しい界ロンさん(ノ´∀`*) またも美月を描いてくださったので ここからまた歩のお戯れを。 界ロンさんのコメント返し(もう美月が大人の 女性で凛としていいっす。)↓こちらから http://s.ameblo.jp/lonon-2/entry-1205937345…

たまに見る夢

たまに見る夢は。恥ずかしい。 いつもあの人をつかまえて 肩から押し倒す。 俺は、この体勢でいろんな女の表情を 見てきたのだ。 あの人の瞳は決まって 俺のことを真っ直ぐにみつめてくる。 俺はなんとか誤魔化したくて なんとか感じさせて女にしたくて あの…

産休の美月と歩

努と朱美

「またなの?そのたんびに俺のとこ来んの やめてもらえないかな。」 俺たちは高等部に上がり、俺と歩と佑樹、 朱美も一緒のクラスになった。 担任の先生は一度、美月先生が新婚旅行中に 授業をしに来てくれたこともある坂元先生だ。 美月先生と坂元先生の仲…

美月と真利村兄弟 卒業祝い

賞平と華秋

俺が新任の年。 一緒に入学した一年生を担任することになった。 その中に俺の妻となる美雪もいたのだが それはまたの機会の話としよう。学校の近所に大きな煙突の銭湯があり 引き戸の入り口には小さなタイルが 貼られていて、年季の入った施設の 一つ一つに…

佑樹とけあき

相模華秋。さがみけあきとは俺の姉ちゃんだ。 俺が小学校三年の時に死んじまった母ちゃんの 代わりにずっと一家の主婦として働いてきた。 うちは昔っからの銭湯だ。 親父を手伝って銭湯のおかみさんになり 家に帰れば主婦となり 俺の母ちゃんの役までやって…

美月と明

美月にはホモセンサーでもついてんのかよ。 俺は聞こえないように悪態をついた。 修司と行彦と三人でかわいい下級生の男子を 捕まえて感じさせていると、必ずと言って いいほどに美月と出くわす。美月は担任の先生だ。 サッカーが大好きで、くそ生意気に オ…

関明 ※R15

俺は自分は趣味趣向が幅広い 二度美味しい男だと思うことにしてる。 歩にそういうと鼻で笑われた。 あいつは冷たい目で俺のキスをかわした。 俺は先輩とするつもりはないよ。 あんたは努のだ。 この双子はそういう取り決めでやって いるだけだろうけど。なん…

明とかおる ※R15

明は二つ年上の幼なじみである。 あたしが12のとき、あいつの部屋に 勉強を見てもらいに行ったら ベッドの上で男の子と裸でプロレスをしてた。 これは大笑いしながら本人が言ったこと なんだけどね。古代ローマではオリンピック の競技を全裸でやったって。…

パパとママ

俺も努も普通じゃない。 うちの姉貴も中学の時は男関係わやくちゃな 不幸体質絵にかいたようなダメ女だったし それでも人はなんとか身の丈に合った 幸せとか手に入れて行くものなんだな。 姉貴にはシャイボーイが彼氏になったし 努にはちゃんと愛し合える男…

歩と朱美(美月と真利村兄弟13)

もう周囲には 「歩と朱美は恋人同士」 という認知はだいぶ拡がっていて 二人はいつも一緒にいたし 仲睦まじいのだと誰もが思っていた。 お忘れの向きもあろうが 歩はバイで鬼畜なのである。 女は初めてだったが その肉棒は男を虜にしていた時期も あれば、男…